選挙啓発キャンペーン
前回ちょっと告白しましたが、私は20年の役所生活の中で、実は6年も「統計選挙係」というところにおりました。簡単にいえば国勢調査を始め統計調査をしながら選挙管理をする部署です。保土ヶ谷でヒラ職員として2年、中区役所では係長として4年従事したのですが、得意分野は「啓発」で、特に「まちづくり」に目覚めた後に係長として赴任した中区統計選挙係では、どうやったら選挙や統計の仕事をまちづくりにつなげられなるのだろうか・・・ということばかり考えていたのです。
ところが赴任初年度は国勢調査と衆院選解散、そして参院選挙と重なっていく中ひたすら業務に追われる数年を過ごしていました。(休日も無く無我夢中で業務にあたっている中の選挙で、知識と経験が足りずに投票数の集計をを間違えて報告し、翌日修正して新聞掲載になったりすることもありましたが、得票や選挙結果に影響するような致命的な間違いはせずに乗り切れたのは幸いです。)
しかし、そこはハマの中心、中区。区役所の隣はクリエイターが集まる創造文化拠点のZAIM。そこにはハマのヨーダ、ヨコハマ経済新聞を始めた杉浦さんのまだ発足間もないヨコハマコミュニティデザイン・ラボの事務所があり、そして、そのちょっと先にはハマのイベント仕掛け人、小嶋さん、森さんのハッスル株式会社、近くの寿町には気鋭の建築家で後にコトラボを起業する岡部友彦さんがヨコハマホステルビレッジを始めていたり、なかなかおもしろい人たちとの出会いが次々とありました。
そんな中、思い切り選挙啓発ができたのが2006年の横浜市長選挙。どんな活動を行ったのかは、ヨコハマ経済新聞にアーカイブされています。
(10年前の私、結構好き勝手なこと言ってますね・・・(*^^*))
この中でももっとも印象に残るのが寿町自治会や、横浜ホステルビレッジの皆さんと協力し、コトラボの岡部さんがディレクションしてくれたkotobuki選挙に行こうキャンペーン。
「横浜で一番投票率が低い投票区の投票率を、横浜で一番アップさせる」そんなアイデアに乗ってくれた皆さんのおかげでキャンペーンは見事成功。これをもって翌年この地区に新たな投票所が生まれたのです。(第30投票区、吉浜町公園仮設投票所。現在はかながわ労働プラザ投票所。)
そして今年、この取組をヒントに新たなキャンペーンが!!
皆さん、選挙には行きましょうね〜〜〜
(冒頭アイキャッチ画像は、もちろん岡部さん)