磯子区岡村といえば・・・ゆず!①
昨年大晦日の紅白、ゆずが出てて、兄弟で見ながら「彼ら近所の岡中出身だよね」なんて言ってたら「岩沢さん家は父の四間道路の肉屋(杉山牛肉店・閉店)のお客さんで、父は息岩沢さんの子を知ってたらしい・・・なんて弟が言った。マジかと思って「岡村・ゆず」を検索したら結構ネタがある。今年はゆずの過去曲を調べてみようという気になった。私は出身岡中でなくて、ゆずの先輩じゃないんだけど、岡中ジャージ販売元オリオンの娘さんは大学同期だった。オリオンのオヤジさんは市の体協会長だったな。そういえばウチの親父は神輿大好きの濱奉会会員で、岡村天神様の神輿保存会立ち上げメンバーだった・・・そんなコト思って、岡村散策。(^^)
まさに私成年になるまで住んでいた界隈。浜松屋の隣の杉山牛肉店
浜松屋と岡本惣菜店の間には、岡村日用品市場があり、田崎乾物屋、駄菓子屋、カメヤ(パン)、中村屋(和菓子・ケーキ)、八百屋、肉屋、洋服のキリンヤなど、いろいろあったなあ・・・
文具店の小笠原は、ゆずの関係案内サイトでは営業中だったけど今は看板だけ
私のイメージでは「プラモデル店」だったな。それと店の前にたくさんゲームを据えたゲーセン的な感じでもあった。
ここは昭和30〜40年代ぐらいに暗渠道路になったんだけど、その工事中に川が氾濫して我が家は浸水したらしい。
この酒屋さんは昔から岡本惣菜店とともにこのエリアのランドマーク。
なんと、天神湯は営業中!!四間道路の金春湯は知ってたけど、まだやってんだ。今度来てみよう。
そしてここがバス停でもある「とんかつさくらい」のお店。たしかここが開店したとき、店の前にロンドンバスがあった。2階に屋根のないタイプだったような気もするけど、車として可動できたと思う。
たまたま私がニッカウヰスキーの営業マンで開店祝いを出したのを憶えているが、まだ、ゆずが出る前だった。骨付きの生ハムを製造していて、それが名物だったけど、今はどうだろう?
さあ、これから久しぶりに天神さまに登ります。
ミニヨコハマシティ
せっかくブログ始めたのだから、自分の活動のことも触れていきます。
いわゆる「業務」ではなく、個人的活動で最初に始めたのは、この、「こどもが創るまち・ミニヨコハマシティ」
ミニヨコブログ | ミニシティ・プラス公式サイト | きみがいないと この「まち」は はじまらない
初開催が2007年3月ですから、仕事としては中区の統計選挙係長で、ちょうどこの選挙キャンペーンをやった1年後ということになります。
思いつきは明るい選挙推進協会の冊子に掲載されていた、早稲田大学の卯月先生の、2005年の11月のこの記事。
こどもが運営する游び都市「ミニ・ミュンヘン」(卯月先生、なんか若い・・・)
これ読んで、ビビッと来ました。「これだ!これをやろう!」。そしてひとりでできるはずもないのでいろんな人に、これをやらないかと声をかけはじめていました。
そんな時たまたま何かの市民活動講座で出会った、当時売出中のまちづくりNPO、NPO法人I Loveつづきの岩室事務局長(当時)に話したところ、私もやりたいのはこういうことだ!と賛同を得て、「横浜だからミニヨコハマシティだ」と研究会を起ち上げて、NPOと市職員双方からメンバーを募り、横浜での開催を目指して活動を開始しました。
研究会では「ミニさくら」に視察に行ったり、横浜市役所の職員研修所やNPO拠点のハウスクエア横浜で何度もワークショップをやったり・・・。それで、2007年3月に「ミニヨコハマシティ」初開催にこぎつけたのです。
もちろん「選挙」は最重要テーマ。「シティ」ですから市長選挙があります。子どもたちが立候補し、ポスターを掲出、区役所から本物の投票箱を借りで本格的に投票所を開設。開票だって本物の選管職員が関わっているんだからちゃんとしてます。
立会演説会
選挙ポスター掲示場
投票所
開票作業
そして初開催の「ミニヨコハマシティ」は、「NHKおはよう日本」の生中継が入るなど、マスコミにも大きくとりあげられ、大成功したのです。
ミニヨコハマシティ研究会は、その後「NPO法人ミニシティ・プラス」に発展し、「こどもの社会参画を進める」活動を精力的に行っています。
また、中学生だった初代のミニヨコハマシティ市長の三浦さんは、今では横浜市立小学校の教員として、教育現場でたくさんの子どのたちの育成に従事しています。
当選者所信表明演説
そしてミニヨコハマシティはその後も毎年開催されています。
2008年にはオリジナルのミニ・ミュンヘンに参加、
2009年には横浜開港150周年記念拡大版「こどものまちEXPO」開催、
途中、震災で中止となった年もありましたが、翌年、被災地で開催しました。
そしてミニヨコは今年、2016年も続いています。
ミニヨコハマシティ2016 報告 | ミニシティ・プラス公式サイト
日本での「こどものまち」の老舗イベントとしてこれからも続けていくでしょう。
さて、明日は本物の選挙です。しかもはじめての18才選挙。
みなさん、選挙には行きましょうね〜〜
*1:ミニヨコハマシティ研究会ワークショップ
選挙啓発キャンペーン
前回ちょっと告白しましたが、私は20年の役所生活の中で、実は6年も「統計選挙係」というところにおりました。簡単にいえば国勢調査を始め統計調査をしながら選挙管理をする部署です。保土ヶ谷でヒラ職員として2年、中区役所では係長として4年従事したのですが、得意分野は「啓発」で、特に「まちづくり」に目覚めた後に係長として赴任した中区統計選挙係では、どうやったら選挙や統計の仕事をまちづくりにつなげられなるのだろうか・・・ということばかり考えていたのです。
ところが赴任初年度は国勢調査と衆院選解散、そして参院選挙と重なっていく中ひたすら業務に追われる数年を過ごしていました。(休日も無く無我夢中で業務にあたっている中の選挙で、知識と経験が足りずに投票数の集計をを間違えて報告し、翌日修正して新聞掲載になったりすることもありましたが、得票や選挙結果に影響するような致命的な間違いはせずに乗り切れたのは幸いです。)
しかし、そこはハマの中心、中区。区役所の隣はクリエイターが集まる創造文化拠点のZAIM。そこにはハマのヨーダ、ヨコハマ経済新聞を始めた杉浦さんのまだ発足間もないヨコハマコミュニティデザイン・ラボの事務所があり、そして、そのちょっと先にはハマのイベント仕掛け人、小嶋さん、森さんのハッスル株式会社、近くの寿町には気鋭の建築家で後にコトラボを起業する岡部友彦さんがヨコハマホステルビレッジを始めていたり、なかなかおもしろい人たちとの出会いが次々とありました。
そんな中、思い切り選挙啓発ができたのが2006年の横浜市長選挙。どんな活動を行ったのかは、ヨコハマ経済新聞にアーカイブされています。
(10年前の私、結構好き勝手なこと言ってますね・・・(*^^*))
この中でももっとも印象に残るのが寿町自治会や、横浜ホステルビレッジの皆さんと協力し、コトラボの岡部さんがディレクションしてくれたkotobuki選挙に行こうキャンペーン。
「横浜で一番投票率が低い投票区の投票率を、横浜で一番アップさせる」そんなアイデアに乗ってくれた皆さんのおかげでキャンペーンは見事成功。これをもって翌年この地区に新たな投票所が生まれたのです。(第30投票区、吉浜町公園仮設投票所。現在はかながわ労働プラザ投票所。)
そして今年、この取組をヒントに新たなキャンペーンが!!
皆さん、選挙には行きましょうね〜〜〜
(冒頭アイキャッチ画像は、もちろん岡部さん)
人気再燃?スウィンギー
いやあ、驚きました。
中区区制80周年キャラクターが突然ブレイク。
テレビの力ってすごいなあ。
中区制80周年当時、中区総務課の統計選挙係長だった私は区制80周年実行委員会事務局で「記念キャラクター」と「キャッチフレーズ」を担当。区内有識者による「選定委員会」を組織し、「キャラクターのアイデア」を公募して選定委員会にかけました。そこで3案が候補として決定。
1.かもめのジャズプレイヤー
2.ペリーJrとヨコハマキッズ(ペリーの末裔のこどもマドロスと多国籍のこどもの3人組+ブルーダル)
3.トレンチコートを着込んで粋がる「こども探偵」
次にこのアイデア3種を、中区のデザイン会社に依頼しそれぞれ図案化、キャラクターのプロフィールやエピソードもも付けて、広報で区民投票にはかけたのです。
(2の図案はその後「ミニヨコハマシティ」のマスコットキャラクターに使用許可をいただきましたが、3のこども探偵は御蔵入りしてると思います)
投票結果は「かもめのジャズプレイヤー」。
そして、再度なまえを募集して、応募作から委員会で選定されたのが「スウィンギー」。
区内の小学生からの応募でした。お宝探偵団中区スペシャルの舞台で誇らしげに「Swingy」のプラカードを掲げた命名者の女の子の姿を思い出します。。。
当時中区80周年記念サイトを区のホームページにつくり、中区白書2007サイトとして、スウィンギーのこともいろいろ掲載していたのですが、今はもうなくなっていて残念です。
かろうじで、デザイン会社のページ、
ヨコハマ経済新聞の記事がのこります。
本キャラクターは、かように丁寧に作られました。そして、同じく選定された「ハマの風、中区から」のキャッチフレーズとともに10年間中区のシンボルとして使われています。
当時いつも強調していたのは、
「中区のキャラクターはユルくありません」
ということ。
制作の過程で背景から将来計画まで丁寧につくりこまれた「キッチリした」キャラクターなのです。
来年の中区制90周年も、スウィンギーくんがおおいに盛り上げてくれるでしょう。
\(^o^)/
中区役所 平成29年(2017年)は中区制90周年・開港記念会館100周年!
続きを読む和の展開が楽しみな組市松紋
2020東京オリンピックのエンブレムのデザインは、横浜の創造界隈では親しみ深いトコロさん。
クリエイティブシティ政策を進めてきた横浜市としても嬉しいところでしょう。
もちろんいろんな評価はありますが、日本の文化の粋を伝えるデザインとして、エンブレム単体としてよりも、展開性豊かなモチーフとして、私は期待したいですね。
これから街なかに溢れていくであろうポスターやバナー、フラッグなど、どんな展開がされていくか、実に楽しみです。
特に期待したいのが「和装」。着物や浴衣はじめ、扇子などの小物を含めて和服や和装小物と親和性が高いはずです。横浜には絹のスカーフを始めとする捺染の産業文化があります。横浜で先陣を切った組市松紋のファッションが出てきて欲しいですね。
この夏の横浜の花火大会や盆踊りは、男子は藍色、女子は茜色の組市松紋様の浴衣でキメる!なんて流行にならないかな・・・。